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トヨタ>定昇維持へ 一時金は平行線続く
3月4日2時31分配信 毎日新聞

 トヨタ自動車は3日、10年春闘の賃金交渉で、組合側が要求した組合員平均7100円の賃金制度維持分(定期昇給相当)について満額回答する方針を固めた。第1回交渉では減額も辞さない姿勢を示したが、組合員の生活の安定と、業績回復に向けた意欲を維持するため、定昇維持が不可欠と判断した。

 3日の第2回交渉で会社側は「生産がめまぐるしく変動する中での組合員の努力に感謝している」と表明。雇用確保や社会保障など労務費負担の増加に触れ「慎重な判断が必要」としつつも、歩み寄りの姿勢を示した。

 しかし一時金(ボーナス)は、組合が前年妥結額並みの「5カ月プラス10万円」を要求したのに対し、会社側は営業赤字見通しを反映した水準は「5カ月マイナス18万円」との見方を示すなど、平行線が続いている。【鈴木泰広、宮島寛】

2010年春闘の労使交渉が中盤戦に突入した。ほとんどの労働組合がベースアップ(ベア)要求を見送る一方、企業業績が持ち直しつつあることから、多くの企業で定期昇給(定昇)は確保できる見通しだ。交渉の焦点は一時金(賞与)に移ってきた。ただ、業績の改善を「本格回復ではない」とする経営側と、労組側の考えには隔たりが大きい状況。また、電機など一部で経営側に定昇についての慎重論もあり、17日の集中回答日までぎりぎりの攻防が続きそうだ。



定昇確保、一時金で攻防 業績改善の評価 労使に隔たり
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/economy/policy/364768/
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